「新基準機のスペックは勝てない」←論破します【パチンコ新旧スペック比較】

2017年6月30日

どうも。

「更新に専念します。」そう言っておきながら、また期間が空いてしまった…というか外観を変えることに専念してしまってました。本当にすいません。笑

もうしません。大丈夫です。

さて、今回はかなり記事タイトルであおっておりますけれども新基準のスペックについて「実際は前より(旧MAX機時代)むしろ良くなっている!」ということを例を出して証明していこうかと思います。

…というのも少し前の記事で新旧をくじに例えて比較していたんですが、あまりにも雑というかひどかったんでちゃんと一記事消化して解説しようと思った次第です。

MAX機と新基準機を比較してみます

ここから、簡単な計算をしながら新基準機の名誉を挽回していきます。

と言っても実際にあるスペックをダラダラ計算して、それを新旧スペックどちらもやっていって…としていたらキリがありませんので…。

ざっくりとしたスペックというのを決めさせていただきます。

まず、スペックを決めてみます

MAX機代表から

MAX機を当時打っていた方ならイメージしやすいかと思いますが、あの頃は平均するとボーダー回転数が17/kぐらいが主流だったような気がします。

牙狼のようないわゆる「ゲロ甘スペック」で16後半/k、他通常の振り分けの細かい確変機タイプだと17後半/kだったかと。なので間をとって17/kってことで。

これを、初当たり1/400の分母で割ると=初当たり一回につき23530円使うということになるので、それが±0になる初当たり一回の期待出玉というのが5882.5個ということになります。これがMAX機代表スペックで。

期待出玉が6000個になると、ボーダーは16.66/kとなりますので、ちょうど牙狼はこの辺だったっぽいです。(実際うろ覚えのスペックで計算すると、6100個ぐらい(約16.4/k)になりました。甘ッ!)

対して新基準機代表

新基準機については、以前計算した新台牙狼のボーダー、その他の流行(?)のスペックなどから察すると、19/kぐらいが主流なのではないかと思っています。それに合わせます。

(追記:19/kだと若干甘めの機種ってことになりますね。下記記事をご覧いただければお分かりいただけますが色々ありまして…ww)

ちなみに新台牙狼ボーダー計算はこの記事です。

話を戻して…。先に期待出玉を言っちゃいますと、新基準機19/kの期待出玉は初当たり一回当たり4210個になります。(初当たり1/320とした場合、さっきと同様の計算です。)

「MAXよりめっちゃ少ないやん!」となりますが、初当たり確率が1/320となっていますので…。初当たり確率が当たりやすくなればなるほど期待出玉は小さくなることはご存知ですよね?

スペックに差をつけると、甘デジ(1/99)19/kだと1300個ぐらい、ライトミドル(1/199)19/kだと、2600個ぐらい、とこんな感じで初当たり確率によって変わってきます。

初当たりが軽くなった分期待出玉が減る、というのは当然のことなのに未だに「出玉ガー、連チャンガー」とボヤキ続けている人、いますよね?

ちなみに…。

時代によって主流のボーダーが変化するのは、メーカー同士で協議しあっておおまかな基準というのを決めている、という話をどこかで聞いたような、聞かなかったような。笑

MAX時代だと大体16~19/k、今の新基準機時代だと大体19~22/kぐらいが全スペック共通(例外はありまぁす)で設定されてそうですがソースも何も無いので聞き流してください。じゃあなんで言ったのか?^^;

MAXと新基準機比較

さていよいよここから比較です。

どうやって比べるかですが、話は簡単で同じ条件で、つまり「どっちもボーダー±0で長時間打ってみるとどのように収支に差が出るのか?」、ということに着目してみます。

比較するスペックはさっき決めた、

  • MAX:1/400・初当たり一回の期待出玉5882.5個
  • 新基準:1/320・初当たり一回の期待出玉4210.5個

この子たちで計算していきます。

1/400でまず初当たり100回引く

とりあえず計算しやすいように、初当たり100回引いてみます。

とすると必要なのは、4万回転です。

獲得できるのは147062.5個です。(588250円相当)

次に比較する新基準機ですが、100回初当たりを引いた時の計算をしても良いんですが同じように4万回転させた時を想定したほうがイメージしやすいと思いますのでそうしてみます。

新基準で4万回転回すと…

単純に40000を確率分母で割ると125回初当たりを引くことが出来る、というのがわかります。

MAXと比べて、同じ試行回転数でも初当たり25回分多く引けるということです。

計算すると、131578.1個となります。(526312.5円相当)

比較してみると…

MAX機と新基準機、4万回転分の初当たりを引いて獲得した出玉を比較すると3871.1個、約15484円の差が出ることがわかりました。

MAXの方が多くなりました。

「MAX機よりも25回引いてるのに、新基準機の方が出玉少ないやんwwwやっぱクソスペックwww」となるでしょうか?そうなっていただけてたら、僕の思惑通りです。

思い出して欲しいのがこれは、お互いにボーダー±0の回転率で4万回転させたということ。

結局どっちも収支は±0なんですよね。笑

まとめ

収支が同じということは、新基準機はMAX機と比べて、15484円分お財布からお金を出さなくても済んだ、と言い換えることが出来ます。

最初に新基準機の方が良心的だと言ったのはこの為ですね。

昔よりも遊びやすくなったんでは無いでしょうか。

ただこれは、

”それなりの回転数があれば”

の話になります。

ウダウダ何が言いたかったのかというと、「スペック悪いから負けるのはしょうがない」と思ってはいけません。

スペック自体は悪くありません。

極端な話、新基準機1/320で、期待出玉が初当たり一回に付き8,000発(イメージ…確変突入100%:出玉ALL2000発:75%ST機)があったとします。

ボーダー回転数は10/kです。超絶甘いです。

ですが、これを店側が10/kの調整でしか使わないとさっき比較した2機種と全く同じ収支にしかならないことはわかりますよね?

今の時代「勝てない」「つまらない」と言われ続けるのは時代の流れに沿うことが出来ず、昔の調整を引きずり「勝てるかもしれない」「遊べる」と打ち手に思ってもらえるような調整をしっかり出来ない店側のせいだと、僕ははっきり言いたかったんです。

この状態をやめさせる方法はただ1つ、「ボッタクリ調整は打たない」、ということです!

こっちでも同じようなこと書いてますね。^^;