先行解析!!大海物語4スペックとボーダーを語ります。

2017年10月22日

どうも。

大海4がもうすぐ導入される…そんな情報を耳にし、海好きの僕はウキウキしながら情報をあさっていたのですが…。

どうやら世間は違うようでw

某サイトだと「打つ気なし」が95%程を占めており、「まだ海にすがるのかよ、誰も打たねーし」だとか「クソスペ過ぎやろ」とかボロカス言われておりました。

実際の所どうなんよ?と色々なサイトでボーダーを調べてもまだ調査中のようで。一体どこを調査しているのやらww雑誌社待ちでしょうか?

…ということでかなり久々になりますし、実際計算してみてゲロ甘(言い過ぎ感)でしたので若干の不安はありますがスペック紹介と、ボーダー計算をしてみようと思います。

まぁ毎度のことですが長くなり過ぎないように、出来る限りひと記事でまとめます。それでは…

ちょこっと補足
文中の「・・・」を…に変えてみました。過去記事(と記事タイトル)の方も一括で置換しましたので何か不具合があればすいません( ゚д゚ )

大海4スペック&ボーダーまとめ

スペック紹介

今回の大海4は、特徴として継続率を過去作(沖海4)よりも低くして、その代わりに出玉を増加させているという事が言えます。

まぁ海好きの方からすれば、この傾向は見慣れたものと言えるでしょうね。今までも継続率はスーパー海物語(IN〇〇系)、出玉は大海物語という感じでしたので。…たしかw

…で肝心のスペックはこんな感じになっています。

スペック概要

 大当たり確率(低確率) 1/319.6
 大当たり確率(高確率) 1/36.4
 ラウンド数/電サポ回数 2R・12R・16R/100回
 カウント/賞球 9c/4&2&3&14
 確変継続率 55%
大当たり出玉/振り分け15R確:1890個/20%12R確:1512個/26%12R通:1512個/45%2R :  70個/ 9%

一応出玉振り分けがあるようですので、色分けしときました。オレンジが確変・青が通常となっています。

2Rの出玉についてですが、未確定ですが約70個とされているところが多かったのでおそらくショート開放的なものはあるのかな、と思います。

色々「文句言いたい!」と思う方もいるかもしれませんが、見た目に騙されていてはいけませんよ。

12Rがメインとなっていますが、実質沖海4の16Rとほとんど変わらないものとなっています。(前作12個×8C×16Rで1536個ですか。)

つまり12Rでも普通に出玉感はあります。

一応表記出玉は、無駄玉ナシの大当たり中の打ち出し個数も考慮していない、ということになっていますのでこのまま計算していって、あとで実際のホールで打つ場合を想定した出玉5%減のボーダーも出そうと思います。

海なので、大当たり中のヘソなんかへの入賞・オーバー入賞を想定されているんでしょうね。

ボーダー計算方法

質問:当ブログで、ボーダー関連の記事を見るのは初めてですか?
(初見の方へ注意書きがあります。)

yes

no

注 意

  • 基本的に当ブログでは「回転率○/k」という表記を使いますが、「○千(k)円当たり○回転」の略です。
  • 計算中は精度をそれなりにするため少数点第4位までは計算してます。より精度を上げる為それ以下も使う時もありますが、基本は切り捨ててます。
  • 計算結果については基本的に小数点第2位まで。計算結果のみ四捨五入します。ですが「約」や「およそ」といった表現は省く場合の方が多いです。
  • ボーダー計算の前に

  • ボーダー計算結果は解釈や条件によって変わってきます。「これが絶対正解」とか、「○○考慮するのは間違い」とかは人それぞれです。参考程度に軽めに見てくださるとうれしいです。
  • 僕は計算間違いが多いです。修正・追記を良くするかもですが何が起きても怒らないでください...善処致します。
  • では実際にボーダー計算していきます。

    一応方法としまして、振り分けがヘソ・電チュー共通なので出玉を全部振り分け通りに圧縮しまして確・通問わない1回の大当たりにおける期待出玉を出します。

    この辺よくわかんねーって方はこちらの記事で図解しております。(ハーデスを例にしていますが…。)

    大当たり出玉でも、ラウンド数でもどっちでも良いんですが、一応2Rがややこしい感じっぽいので出玉の方で見ていきます。

    計算自体はスペックがシンプルなので簡単に出来ますね。

    各振り分け毎期待出玉詳細

    ざっくり書いていきますね。

    • 12R確:1512×0.26=392.12個
    • 15R確:1890×0.20=378個
    •   2R確:  70×0.09=6.3個     
    • 12R通:1512×0.45=680.4個

    こんな感じです。確・通問わない1回の大当たり期待出玉は全部足していって1457.82個ということになりました。

    実質継続率と平均連荘数

    お馴染みとなったこの工程を踏んでいきます。

    確変継続率は55%ですので、平均連荘数は2.22連ということになります。

    ですが海物語においては全ての大当たり終了後に時短100回転が付いてきます。これが本当にデカいです。

    1/319.6を時短100回転で引き戻す確率は、26.91%ですので確変継続率と合算しますと実質継続率は67.1%となり平均連チャン数は3.0395連ということになります。

    この辺は牙狼GS翔と同じぐらいになるということですね。

    初当たり獲得期待出玉の算出

    あとは、1回あたりの期待出玉と実質平均連荘数を掛けるだけで初当たりにおける獲得期待出玉の算出が出来ます。

    1457.82個×3.0395連ですので4431.04個ということになります。等価で¥17724.16相当ですので1/319.6を17.724で割りますと18.03/kという結果になります。

    これは先述の通り、表記出玉での計算ですので実際こんな甘くは無いですわな…ww

    ということで出玉を5%減してみますと4209.488個(等価¥16837.95相当)となりまして18.98/kということになりました。

    まとめ

    まぁ思ったより甘くなってしまって、正直不安にもなりましたがおそらく大丈夫かと思いますw

    実際のところ、初回から確変・時短で分けるやり方と時短引き戻し込みの継続率でサクッとやってしまうやり方の2種類の方法でボーダー数値に変化があるのでは?と不安になったこともあります。(牙狼GS翔の件で)

    それについての記事(誤差が無いことの証明)を2ヶ月前に書こうと思って、計算メモを放置したままになっておりましたので、また近日中に公開してみようと思います。

    モヤッとする、という方はぜひご覧いただければと思います。

    さて、今回の大海4。打ってみたいと思ったでしょうか?

    2Rに偏ってしまった時のストレスは正直このスペックでは拭いきれないかもしれませんが…。

    スペック的に見た甘さは現行機でもかなり優秀と言えます。だって牙狼は(ry

    少しでも、「打つ気しない!」と思っていた方のお気持ちを変えられればボーダー計算やって良かったかな、と思えますがw

    今回はこんな感じでまた特定のお気に入り機種を掘り下げることもあるでしょうが、その時はお付き合いください。

    おまけと見やすいボーダー表

    「平均ラウンド数でもボーダー計算出来ます!」と言っておきながらこのまま投げっぱなしジャーマンを放つのもアレなのでおまけ程度にサクサクやってみます。

    まず振り分け通りにラウンド数を圧縮します。この時2Rはもう無視しましょう、ややこしいので。

    • 12確:3.12R
    • 15確:3R
    • 12通:5.4R

    大当たり1回平均で11.52R獲得出来ます。これで2R時はほとんど出玉が無いことも考慮に入れられます。(計算上は出玉0にします。ややこしいので。)

    これを実質平均連荘数で計算しますと、初当たり1回につき35.015Rが期待ラウンド数ということになります。

    …で1R分の出玉(14個×9C)126個と35.015を掛けると期待出玉が4411.89個(¥17647.56)となりボーダーは18.11/kになります。

    2R:70個の出玉を省いた分、ほんの少しボーダーが上がっていますね。まぁ誤差の範囲。

    5%減の場合

    さらに5%減したものも出しておきますと、期待出玉は4191.3個(\16765.2)となりボーダーは19.06/kとなります。

    このぐらいが一番現実的なボーダー数値になりそうですね。お店の調整と、2Rの性能次第ですが…。

    ですのでこの数値をもとに、当ブログお馴染みのボーダー数値表を埋めていきたいと思います。

    交換率別ボーダー一覧表

    表の見方
    交換率(ひと玉当たり)
    一回の初当たり期待出玉の金額換算(単位
    円)
    ボーダー回転率(○回転/千円当たり)

    4円交換¥16765.2019.06/k
    3.7円交換¥15507.8120.61/k
    3.3円交換¥13831.2923.11/k
    3円交換¥12573.9025.42/k

    (※換金ギャップのある交換率は全て現金投資だった場合です。)

    条件は改めて提示しておきますと、

    1. 2Rの出玉があんまり得られない想定(めんどくさいから省いただけww)
    2. 出玉は表記出玉の5%減

    この二点に注意していただければと思います。

    もしここまで飛ばし読んで来てしまった方は、まとめの上まで戻っていただければ、ちゃんとした(?)方の計算結果がありますので…。

    追記:2Rの期待ラウンド数について

    「めんどくさいから」という理由で省いていましたが、最近の計算の際、ついでに算出したので一応追記しておきます。

    表記出玉の2R時の出玉は、70個。

    これは14個賞球×5個入賞と言えますんで、ラウンド数に換算するとなると、9c中5個入賞ということで0.5555Rとすることが出来ます。

    0.5555R獲得の振り分けは9%ですので小数点表記に直し0.09を掛けると0.0499Rの期待ラウンド数を上乗せ出来るということになります。

    上でやった1回の大当たりにおける期待ラウンド数にこれを加えると以下のようになります。

    • 12確:3.12R
    • 15確:3R
    • 12通:5.4R
    • 2確  :0.0499R 

    全部で11.57Rになります。これが2Rで出玉が取れる場合の期待ラウンド数です。

    平均連荘数3.0395連を掛けると35.167Rに。これを×126個(1R分の出玉)します。

    そうすると初当たり1回につき、4431.42(¥17724.168)得られることとなりボーダー数値は18.03/kということに。出玉計算の時と全く同じ数字になりましたね。

    では、お付き合いありがとうございました。

    さらに別角度(確変と通常を分離した考え方)からも、同じようにボーダー計算していますので「信用出来ねーぜ!」って方も参考にどうぞ。

    →パチンコ新基準機で一番安定して勝てる台と言えば…?掘り下げて証明します。