ボーダー計算基礎編、「6時間遊戯の場合」とは?

2017年10月29日

どうも。

パチンコの設定導入やら、ネットの普及なんかにより様々なボーダー計算数値等が立ち並んでいる状況から、パチンコ打つならボーダー計算の基礎的な知識を知っておいた方がよろしいんではないかということで、最近ボーダー系記事を書きまくっております。

今回は、色々なサイト等でよく見かける「6時間遊戯の場合」という記述はどういったものなのか、解説していこうと思いますのでお付き合いください。

「6時間遊戯の場合」の必要性

よく見かけるこの記述

サイトなんかでボーダー計算を参考にする、という方は割りと多くいらっしゃるかと思います。

ですがそこで見かける「6時間遊戯の場合」と記述があったとしても、この条件の意味をわかる方はそれほど多くはないのでは無いかと思います。

「とりあえず6時間打てば良いんじゃないの?」とざっくり思う方もいるでしょうが、台の演出の長さ・発生頻度・大当たりや電サポ等の消化スピードなんかによっても意味合いが変わってくるんです。

なので実際、どれぐらいの通常回転数を回せば参考にしたサイトのボーダー数値に近づくのか?というのは良くわからないものになってしまいます。

どのような場合に必要になるのか?

ボーダー計算におけるこの遊戯時間の縛りというのは、交換ギャップがある場合のみ必要となってきます。持ち玉比率と言われるアレですね。

こちらの記事を参考にしていただくとより理解しやすいかと思います。

上の記事を参考に、具体的な例を出してより理解を深めていただこうというわけですね。

実際に例を出していきます

では、具体的に遊戯台を設定していきます。

とりあえず1時間あたり170回転回せる台という仮定をします。これは大当たり消化時間、電サポ消化時間をロスタイムとして通常回転のみで考えた場合です。

通常遊戯の時間についてはこちらの記事を参考ください。

→パチンコの時給計算を極めると『稼げる台』が超簡単に見分けられる。

この台を6時間遊戯する、となると通常回転を1020回転回せることになります。

遊技台スペックの設定

仮に大当たり確率を1/319と設定します。すると1020回転で3.1974回初当たりを引けることになります。

1/319の台のボーダー±0になる初当たり1回の期待出玉は3987.5個(¥15950)となります。20/kの計算ですね。

持ち玉比率を求める場合

次に持ち玉比率を求めていきます。

全体の回転数1020回-初当たりまでの319回でその差は701回転となります。

初当たりを引いた後はボーダー±0なので追加投資をすることはありませんので初当たり以降はずーっと持ち玉遊戯ということになります。

701/1020=68.73%が持ち玉比率ということになります。

遊戯終了時(6時間経過時点)

等価の場合ボーダー±0であれば、入れた分期待値は返ってきますので最終的に、期待出玉として3987.5個残ります。繰り返しますが実際の出玉ではなく、期待値のお話になります。(ボーダーは基本期待値だけのお話になりますねw)

なので収支は、¥15950投資の¥15950の期待値回収ですのでトントンになります。

これが3.3円だと…

持ち玉で遊戯すると

では換金ギャップのある3.3円交換のお店での実戦と仮定します。

現金投資は等価の場合と変わらず¥15950です。

それに対し最終的に残った出玉×3.3円をしてみますと¥13158.75となります。

¥2791.25の-収支となることがわかっていただけるかと思います。

対してずっと現金投資

ずっと現金投資の場合だと、出玉の価値が82.5%になりますので、ボーダー数値も1.2121倍する必要性が出てきます。計算すると24.242/kになりますね。

ちょこっと補足
6時間時点で投資¥50998.53/回収¥42073.79になります。結構負けますww

持ち玉遊戯とずっと現金投資で収支にかなりの差が生まれたことがわかります。

持ち玉の価値

大当たりで得た出玉を、持ち玉として消化することで投資分の価値も¥13158.75になります。

言い換えれば、持ち玉比率である68.73%はずっと現金投資の時と同調整であっても差玉を±0とすることが出来ます。

収支に差が発生するのは、現金投資の時間になりますので現金投資の割合を求めます。(100-68.73=31.27%)

等価でのボーダー20/kと、3.3円交換でずっと現金投資でのボーダー24.242/kの差は4.242/kですが持ち玉比率が68.73%となることで現金投資分の31.27%この差が縮められるといった解釈です。

追記:上記文章で「に」が抜けてしまい、全く違う意味合いになっていました…w埋めた差を引く場合は、持ち玉比率の方ですね。4.242×0.6837=2.9155を差4.242から引くことで1.3265となり下記ボーダー数値と同等に出来ます。どちらでも構いませんね。

実際に計算してみますと、
差4.242×0.3127=1.3264回転ですので等価ボーダー20/kに上乗せすると3.3円交換であってもボーダー数値を21.33/kまで下げられることになります。

仮に持ち玉比率が75%となると、現金比率は25%ですので4.242×0.25=1.0605となり21.06/kになります。

この調子で、現金投資を0%に近づければ近づけるほど(例えば貯玉なんかで…)換金ギャップがあっても等価と同じ条件で実戦出来るという事が言えます。

まとめ

多少小難しい話になりましたが、噛み砕いて説明しますとこんな感じになりました。

このことから、「6時間実戦の場合」という記述があれば当たり前のことですが、ずっと現金投資の時のボーダーより少し下がった数値である、ということが言えます…が結局条件はハッキリしませんねww

「1000回転回した場合」とかだと「(1/319の機種の場合)あ~持ち玉比率70%ぐらいか」とか想像できますが。

フワフワした感じになってしまいましたが、今後ミドル程度で「6時間遊戯の場合」と書いてあるボーダーを参考にする際には、ぜひ持ち玉比率70%程度を目標にしてみると期待値通りの実戦が出来るやも知れぬな…。

以上になります。