東京オリンピックまでに新基準機パチンコはこうなる!!さらば、パチンコプロよ永遠に…

2018年2月3日

どうも。やっとこさ本題に入っていきます。

前回記事で補足というか言い訳も兼ねて、色々書いてますのでもしよければ目を通してやってください。話が通じやすいので…。

ここからは、2020年までぐらいで大体こんな感じで時代は移ってくだろうという予想と、それに伴う収支のシミュレーションをおこなっていきたいと思います。

その結果愕然(笑)としてしまい、このような記事タイトルとなってしまいましたが、パチンコプロの方への対策の方も挙げておきますのであと2年間、どのような準備をして過ごしていくか、大事ですのでご覧あれ。

設定機能付きパチンコ収支シミュレーション

ご注意:この記事の計算は仕事中に暇なのでおこなったものです。そこから家に帰った後、色々頭を抱えながら朝に前回記事あげています。ということで計算結果についてフワフワさせてしまう可能性もありますがご了承くだしあ。(一応時系列の説明w)

時代の移り変わり

2020年までにどのような状況になるのか?それの予測からしていきましょう。

今現在ではパチンコの収支を握っているのは回転率です。

この回転率がボーダー数値よりも高い台を打てば収支をプラスに出来るといったものですね。

それが、設定機能付きパチンコの導入により、回転率が固定される形となっていき、これらがメイン機種として稼働されることになると初当たりにおける期待出玉が変わる・もしくは初当たり確率が変わる、このどちらかでしか収支を変えることは出来なくなります。

したがってこれまでよりも、回転率を想定されたものから下がらないよう(保3止め等の)技術介入を行いシビアに打った上で、さらに設定の良い台を見極め座り続けないといけない、というまさに無理ゲー状態に陥ることが予想できます。以下参照記事です↓

不安要素

さらに不安なことがありまして、機械割の上限というものが一体いくらぐらいになるんだろう?ということです。現時点で詳細出ていたら申し訳ありませんが…w

もし仮にスロットと同等の機械割110%に上限を設けられたら、どれぐらいの日当・時給が得られるんでしょうか?というのがこの記事の目的となります。

それでは、ここから本題です。

収支計算シミュレーション

回転率変動型

今現在のかたちから見ていきましょう。そのほうがあとあとイメージしやすいですからね。

現行機の代表として機種スペックはこのように設定します。

大当たり確率1/319
初当たり1回の期待出玉 3645個

雑ですがこんな感じでw

これだとボーダーは21.88/kぐらいですね。1/319としているのは現行機のフルスペックと同等にするためです。念の為w

これが収支±0の数字で、ここから回転率を向上させて機械割110%を目指していく、というのが現在の形になります。

単純に、±0の回転率に110%掛けてみます。そうすると24.7/kになりますので319回転させるまでの投資が3313.25個(¥13253)になります。

すると初当たり1回で3645個(¥14580)獲得できるので機械割110%の台ということになります。331個増えるということですね。

これを初当たり100回分繰り返すと33175個プラスになるので¥132700獲得出来ることになります。

ちょうどボーダー数値的に、現行では牙狼GS翔が当てはまります(というか意識したw)ので、「1000円あたり24回ぐらい回る牙狼GS翔を毎日5回初当たりを引いて20日間通えば等価で13万円ぐらい勝てんちゃう?w」という感じにイメージしていただければわかりやすいかと。

ただこれで行くと、通常時の払い出しは全く加味されていない数値になることがお分かりいただけると思います。(前回記事読んでいただけていたらw)

つまり現在の形(回転率を変動させる形)では、貸し玉数(250個×投資した野口さん)に対する払い出し玉数で機械割を出していることになります。

満足できるのか?

この収支で満足できるか?というのが一つ。

サラリーマンが20日で13万円パチンコで稼げたなら多いように見えますが、パチプロにとっては全く足りない数字ですよね?(知らんがな?w)

これは勝手な予想ですが大体120%以上は目標に置いておかないと厳しいんじゃないかな、と思います。専業であれば。

ボーダーにして+4回~5回ですかね。収支は初当たり5回引いたら初当たり1回分浮く計算になりますので¥15000ぐらいが日当です。(あくまで1日初当たり5回とした場合)…少し寂しいですか?wまぁ現実味を大事にします。

2020年の形

おそらく、設定機能付きパチンコが定着するであろう2020年の形はどうなるのか?見ていきます。

まず言えることは、機械割の意味合いが変わってくるということです。先述した通り現在では「貸し玉個数に対する払い出し個数の割合」という意味合いでしたが、今後はパチスロと同様「投入個数に対する払い出し個数の割合」となります。

単純に現在よりも投入個数が大きくなっているものに機械割を掛け合わせることが予想できますので若干収支的にはアップする可能性が出てくるということです。

「投入個数が大きくなれば…云々」は前回やりましたので端折ります。

なお、今回のシミュレーションでは散々言ってますが、通常時のヘソ入賞の払い出しのみを考慮することにします。その他入賞口への入賞率、確変ベースの設定及び確変中の遊戯時間の設定などやることが増えすぎると逆にイメージしづらくなってしまいますし…と言いながらホントはもうすでにヘソのみで計算しちゃってるだけなので…w

まぁ影響的に言えばおそらく初当たりに付き200円ぐらい増えるんかなぁと思いますがあまりにもざっくり計算過ぎるので、今回は「結果から少し増えるかも」というフワフワした感じでご覧いただければ幸いです。

ちょこっと補足
確変ベースとは…?
確変ベースとは、電サポ中に100個打ち出した際の残り玉数のことを指す。(=打ち出し1分間での増減)例えば「確変ベース90」なら100発打ち出して90発しか残っていない=10個/1分間で減っていく、というもの。打ち出し止めている時間は考慮しないのでなかなか算出はめんどくさい。

2020年スペック詳細

そいでは、スペックを決めます。

想定し得る規制はこんな感じ。

  1. 大当たり確率1/300以内
  2. ラウンド数上限10R
  3. 機械割は110%まで
  4. 継続率は時短含めても65%まで

とりあえずこれを遵守していきます。ちなみに1と2は確定?3と4は僕個人の予想。4はどっかで見た記憶がw

これらを踏まえてまずは、限界まで攻めたMAXスペックを決めていき、それを最高設定にします。(つまり110%のスペックを先に決める。)

大当たり確率1/300
初当たり1回の期待出玉 4004個
10ラウンド時出玉1400個
ボーダー数値18.73/k
継続率65%:平均2.86連

これが多分上の規制での限界だと思います。思ったよりも悪く無さそう?w(ただし、最高設定ですが。)

出玉については払い出し1500個の実質1400個(15賞球×10C×10R)-打ち出し個数100個にしました。これが行けるんかどうかは、はっきりわかりませんがww

ボーダー出していますが、実際の回転数ではありませんのでご注意を。

設定差の詳細

では、この機種は期待出玉を削ぐ形で設定差を付けていきます。

上のスペックを110%とするために計算していきます。

最高設定を110%としていますので、この期待出玉を90.9%に圧縮してやります。4004×90.9%で3639.64という数字が出ます。

大当たり1回分の出玉は一定の1400個なのでこれで割りますと、2.59という数字が出ます。これを逆算して継続率に変換します。

そうすると継続率61.5%となり平均連2.59連で大当たり1回分の1400個を掛けると3639.64個になります。この出玉に1.1を掛けると(110%にすると)当然4004個になるということです。

ボーダー回転数は20.61/kとなりますのでこれを標準の回転率と設定することで、最高設定としたスペックは110%の+収支に出来る、となりまぁす。少しややこしいですが。

¥14559投資の¥16016回収ですので110%だと初当たり1回に付き¥1457のプラスが見込めることになります。

最低設定

設定1もついでにやってみますと…

97%ぐらいにしてみましょうか。同じようにしていきますと、継続率60.32%の平均2.52連。出玉3530.45個となりボーダーは21.24/kになります。

固定された回転数は20.61/kとなりますので(-0.6/kほど)回転数が足りないので収支はマイナスとなってしまいます。初当たりに付き¥437のマイナスです。

正直、プラマイ0の台と最低設定の差は実戦だけでは見抜けませんww

ちなみに

もし仮にこういった設定機能付きパチンコにおいて、全く通常時の技術介入をしなかったらどうなるのか?回転率がメーカー設定を下回ってしまったら、という場合です。

回転率が1回転減ってしまうと、機械割は5%程度下がります。つまり中間設定にされていても最低設定を打っているのと同義になります。(例:中間が102%で最低設定が97%の場合とか)

また最高も110%なので、2回転以上減らしてしまうと100%を下回る可能性すら出てきますwwどうやっても勝てないww無理ゲーww…取り乱しました。

早めに技術介入の習得をしておきましょう。まだあなたがパチンコを打ちたいのなら…ですが。

…あっちなみにこの記事まだ半分ぐらいありますw

初当たり100回シミュレーション

ではここからこの記事のメイン。

新基準機となる設定機能付きパチンコを100回初当たりを引くまでパチプロが打ち続けられたら…というシミュレーションを開始します。

ちなみにここから通常時の賞球(ヘソのみ)について、加味していきますので上でも言いましたが実際はほんのちょっとあがるかも、という旨ご了承ください。

まずは上の機種の最高設定

まずは1日の遊戯時間を10時間と設定します。まぁほぼほぼフル稼働ですよね。10時から20時までぐらい。

時間効率を定める必要がありますが、現行機の時間効率をよく知らないんで適当に180/h(時間)としますw

なので1日1800回転通常時を回せることになり、1/300だと6回初当たりを引ける計算になります。

ちょこっと補足
時短中通常確率大当たりの引き戻し分は考慮しません。連荘の期待出玉に入っているので。一応補足

ヘソ賞球を乗っけた計算

前回記事でもやりましたがおさらい。ヘソ賞球は4つとします。

1/300なので300個はヘソに入ったことになります。…ので×4で1200個貸し玉以外の払い出しを受けていて、それを投入していたことがわかります。…よね?w

のでこれを払い出し・投入それぞれに上乗せするわけですが、実際のところ「貸し玉に対する払い出しの割合」を計算した方が楽なので、先に計算してしまった後でそれ以外の通常時(あとは確変時とかも)の払い出し分をまるっと110%なら10%を掛けて、そのまま「貸し玉に対する払い出しの割合」で計算した収支に上乗せする方が簡単です。105%上限なら5%ですね。

今回だと1200個の10%なので120個、¥480分を期待収支に上乗せできます。このように玉の出し入れが増えたら機械割が同じでも収支の幅が広がることがわかります。110%を掛ける投入個数が大きくなりますからね。

稼働すると…

話を戻しまして¥480乗っけると初当たりに付き¥1937プラス収支になります。

10時間稼働で6回初当たりが引けますので¥11622が日当ということになります。時給にして¥1162/hですね…。

現在というかMAX全盛期では「日当2万無ければクソ!」という方が2ちゃんねるに溢れていましたが、およそ半分程度になってしまいます。

念の為確認しておきますが、「店が最高設定を使えば」のお話です。これ大事ww

100回初当たりを引かせてみる

ある程度とは行かないまでもそれなりに収束させる為に必要な確率分母×100回を試行出来たとするならば…。(95%で±5%以内に収まる。はずw)

単純に16日と半日最高設定が打てれば達成でき、収支は¥193700稼げることになります。半月でこれぐらいなので、万一1ヶ月最高設定を打ち続けられると40万ぐらいにはなります。まぁ天文学的数字になりますが(言い過ぎ感)

本当の地獄w

上の例はあくまで最高設定が規制内でのフルスペックに近ければの話。

もっと最悪なのは「回るん(笑)パチンコ」が流行った場合になります。

標準回転数が24と仮定します。1/300だと出玉3125玉ぐらいになります。大体大当たり1回1092個×2.86連でこんな感じ。初当たりが限界なので最低設定は継続率を下げて出玉を削るとして、今回は初当たり確率を高くして110%の差を表してみます。

同じように1/300を90.9%にすると1/272.7ということになります。これを最高設定の初当たり確率にすると実質ボーダーは21.82/kになり回転率は24/kのままなので110%の収支になるということが言えます。

これを同じ条件・同じ時間効率で打っていきます。

稼働すると…その2

1800回転させられるというのは変わりませんので、6.6回初当たりを引けることになります。

初当たり1回の期待収支は¥1137となりますが、ヘソ賞球の分を加味すると(今回は109個・¥436上乗せ)¥1573ということになります。

なので1日稼働で日当は¥10382となり時給は¥1038/hとなります。若干さっきより落ちているのが見て取れますよね?w

100回初当たりを引くまで打たせるとなると、15日ぐらいで到達して収支は¥157300となります。15日間10時間粘ってさらに最高設定を打っててもこれですww

上の台と同じ期間打てるとなると110回初当たりを引けることになり少し伸びます。(¥173030)さっきと比べて2万ぐらい落ち込んでしまいましたね。

さらに標準回転率が28/kとか流行りだすと…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

1回の初当たりにおける期待出玉が下がってしまうと、110%を掛け合わせた分も下がってしまうので差が生じにくくなり、標準回転率が上がれば上がるほど期待収支は小さくなっていく、という事が言えます。

まとめ

こんな感じで結構しょっぱい結果となってしまいました…。

パチスロ機械割110%だとまだ2000枚ぐらいは期待出来るのに対し、遊戯性の違いからパチンコでは3000発にも満たないというのが現実です。

ちょっとこれは素直にパチンコプロにとっては厳しいやも知れぬな…。実際問題最高設定に座り続けられるか?っていう話ですよね?

あくまで110%と定められた時の話ですので心の準備ぐらいに留めておいてください…。もしかしたら技術介入で回転率が多少あげられる可能性も無くは無いので…。

これからパチンコプロが始めるべきことは、パチスロの勉強か就職活動、このどちらかになりそうな予感…。

おまけ 設定機能付きパチンコで1ヶ月80万円以上稼いだったwww

↑ちょっとした遊び心ww